柴犬の元太から見た日常を楽しくお伝えします♪

マナー検定のあった2日ほど前に、京都のばあちゃんの妹にあたるMおばちゃんから電話があった。

思いもよらない人からの電話にかなり驚く母ちゃん。

それもそのはず、もうここ十数年逢ってもいないし話もしていなかったからだ。

そして、母ちゃんはこのMおばちゃんが昔から苦手だった。

この日、父ちゃんが体調を崩しお休みしていたので、いつもより早めに帰宅した母ちゃん。

夜ご飯の用意をしていた時、Mおばちゃんが電話をかけてきたのだ。

母ちゃんが電話を取るとこっちの都合も聞かずいきなり「かなえ、あんたお母さんがどんだけ具合悪いか知ってるんか?」と聞いてきた。

母ちゃんは京都のばあちゃんに何かあったのかと心臓が止まりそうだった。

母ちゃんが慌てて「え?お母さんどうしたん?また具合悪なったん?」と聞き返すとおばちゃんは「どうしたん?て、お母さんなあ、毎日癌の治療したとこ痛い痛い言うてるんやで。」

そのことはばあちゃんと電話した時に毎回聞いていることだったので母ちゃんは「え?うん知ってるよ。」と応えるとおばちゃんは「知ってるて、あんた何そんな簡単に言うてんの。お母さんな、年金暮らしやのに医療費でお金かかるし、お金ない言うてあちこちで借金してるんやで。おばちゃんかて病院代貸してあげたし、月に何度かは野菜持っていったりしてるし、広島のおばちゃんかて色々と送ってきてるし、あんた、お兄ちゃんとこかてお米持ってきてるんやで」と。

母ちゃんはそれを聞いて堪らない気持ちになった。

なんなん?いきなり電話かけてきてなんなん?

母ちゃんは電話越しに一気にまくしたてた。

「ちょっと待ってえや!なんなん?いきなり!みんなお母さんのために色々してんのにワタシだけが何もしてへんて言いたいん?ちょっと待ってえや!ワタシかて、ほんまやったらお母さんの傍にいて面倒見てあげたいわ!!せやけどそれができひんから言うてワタシがどんだけ苦しい思いしてるんか知らんやろ?知らんくせにそんな事言わんといてえや!」

母ちゃんは悔しいのか悲しいのか腹立たしいのか何とも言えない気持ちになって涙が止まらなかった。

たった一人で病と闘ってるばあちゃんの事を思わない日がないはずがない。

遠く離れているだけにどれだけ心配していることか。

確かに、母ちゃん自身も今はお金に余裕がないので、何か援助してあげたくても何もできないでいる。

それに伴い、小松のばあちゃんも心臓が悪く、また近々手術をする予定である。

お店の事、生活の事、二人のばあちゃんの事・・・母ちゃんは毎日毎日いろんな事を抱えながら必死に過ごしている。

そんな時にふとかかってきたMおばちゃんからの一本の電話がとても不愉快だった。

母ちゃんは「ごめん、今忙しいさかい電話切るわ!」と言うとおばちゃんは「あんたなあ、忙しいて、お母さんのことより忙しい用事の方が大事なんか?」ときた。

誰がそんな事言うてん!!そんなもんお母さんの方が大事に決まってるやんか!

母ちゃんは「もうええ!今からお母さんに電話して話するさかい!もう切るし!」と受話器を乱暴に置いた。

母ちゃんはすぐに京都のばあちゃんに電話した。

電話口から「もしもし?」とばあちゃんの元気そうな声を聞いて大きな声で泣いた。

わんわんと、まるで小さな子供みたいに大きな声を上げて堰を切ったように泣いた。

ばあちゃんは何も聞かず、母ちゃんが少し落ち着くまでじっと待っていた。

ようやく泣き止んだ母ちゃんはMおばちゃんとの事の成り行きをばあちゃんに伝えた。

ばあちゃんは「なんでまたそんな電話してきたんやろか?」ととても不思議そうだった。

母ちゃんはばあちゃんに「ほんまにあれから悪くなってへんの?ワタシに心配かけんとこ思って黙ってるんちゃうん?」と確かめる。

ばあちゃんは「どうもないえ。いつも電話して言うてるのと変わらへんし、なんも心配いらへんよ。お金かてどうしても足りひん時におばちゃんに借りたりすることあるけど、あちこちに借金なんかしてへんし。ほんまになんでそんな事言うんやろなあ。いらん心配かけてしもたなあ」と、いつもと変わらぬ様子で答えてくれた。

今考えても、なぜいきなりMおばちゃんが母ちゃんにわざわざ電話をかけてきたのかわからない。

実は、母ちゃんちへ電話をかける前、小松のばあちゃんちに電話して、いきなり「かなえは!かなえは!」と名乗りもせず聞いてきたそうで、ばあちゃんが「・・・かなえは?て。かなえは今、自宅のほうにいますけど」と伝えるとそのまま何も言わずガチャン!と電話を切ったそうで、小松のばあちゃんも京都のばあちゃんに何かあったのではないかと心配していたらしいのだ。

・・・・・ほんとに、いい加減にしてくれ( ̄_ ̄|||)大丈夫なのか?Mおばちゃん。

京都のばあちゃんとの電話が終わってから、しばらくして気持ちが落ち着いた母ちゃんは、京都の兄ちゃんに電話して「お母さん、ほんまに悪ないの?おばちゃんが電話してきはったから気になってしょうがないんやけど。」と念を押して聞いてみた。

兄ちゃんは「今んとこどうもないで。おばちゃんもおかんの妹やし、ちょっとオーバーに思ってしまったんやろし、まあ、大目に見てやってや。て言うか、おかんより、気を揉んでるかなえのほうが心配やなあ。」と優しい声をかけてくれる兄ちゃん。

母ちゃんが離れているだけに、何かとばあちゃんの事ではお世話になっている兄ちゃんとお嫁さんには本当に感謝している。

だけど、今の母ちゃんにできることは、ただただばあちゃんの声を聞いて日々様子を伺うことしかない。

何もできないことが母ちゃんにとってはたまらなく歯がゆく、悔しい。

今思い出してここに書きとめている間も涙が出てくる。

Mおばちゃんには申し訳なかったが、いきなりあんな電話かけてこられたら誰だって嫌な思いをする。

今度はいつ逢えるかわからないけど、その時はまた普通に会話できているだろうか。




         今日のことば
         今日のことば2014-1107



         朝散歩で見た電車の向こうに見える朝日がとっても
         綺麗だった。

         s-元太散歩2014-1107




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2014.11.08 / Top↑
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